あくび 原因
あくびとは、一般的に眠いときや退屈なときに反射的にでる生理現象です。
口を大きく開けて普段よりも深く呼吸を行います。
あくびが出る原因として、昔は、やる気がないから…、寝不足、疲れがたまっているなど本人の自己管理能力の低さから出ると考えられてきました。
しかし、最近の研究では、眠い時以外にも、体温の調節や脳に酸素が不足しているとき、緊張状態のときにも出る事が分かってきました。
人間以外にも、犬や猫などの動物もあくびをします。
また、このあくびは昔から人から人へと伝染するといわれていますが詳しい理由はいまだにわかっていません。
さらに、あくびは、医師から処方された薬が原因で出やすくなってしまう場合もあるので、一概に全てのあくびが悪い印象を持つ必要のないものなのです。
あくびを止める
あくびは生理的に必要なもの、悪いものと考えなくても良いとわかっていても、大事な会議や講義などのときにはどうしてもあくびを止めたい。
そんな時には、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。
もっとも簡単な方法では、あくびが出る前に上唇を舌でなめるという方法があります。
しかし、舌を出すという行為が苦手な方やあまり相手に良い印象を与えないと考える場合には、舌で前歯の裏を押すという方法もあります。
また、あくびが出る前に深く深呼吸をするなどの方法もあるので、是非、あくびができない場面で活用してみましょう。
さらに、あくびは悪いことばかりではなく、パソコン関係などの仕事をしていると、ドライアイなどの目の病気になりやすく、肩こりや腰のこりなどの原因にもなるといわれています。
ドライアイや腰痛、肩こりに悩まされている方や、今後不安な方は仕事の合間、例えば1時間ごとに背伸びをしながら無理やりにあくびをすると良いといわれています。
また、大勢の前での発表などで緊張してしまう方も、発表の前に大きく深呼吸をしたり、あくびをすると緊張がほぐれます。